審査委員の評価
企業ブランディングの一貫として社屋や工場をデザインし、地域一体の価値を向上させるプロジェクトである。製品の「レアプラ」をイメージした白くて丸みを帯びた社屋や工場は、未来的で清潔感のある印象を実現し、周辺住民に休日開放することで自然な交流を促進している。就業者に対しても意識の向上に役立っているという。現在ブランディングという言葉は一般化されているが、生産工程も含め、サスティナブルに地域と一体化しているところがこれからのブランディングの方向として評価された。
担当審査委員| 千葉 学 (ユニット長) 乾 久美子 北山 恒 廣村 正彰